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手術・リハビリ監修:松原メイフラワー病院 院長 松原 司 先生

手術は関節が変形してしまった時などに、
機能を回復させるために行います

一度変形してしまった関節は、薬を使ったりリハビリテーションを行っても、残念ながら元に戻すことはできません。関節の機能が失われて日常生活に支障をきたす場合や、薬を飲んでも激しい痛みが続くような場合には、手術がすすめられます。
関節リウマチでは、以下のような手術が行われます。

<手術の種類>

手術の種類 手術の内容・目的
滑膜切除術
[かつまくせつじょじゅつ]
腫れた滑膜を取り除く手術です。腫れや痛みが軽くなります。ただし、手術後に再び滑膜が腫れて、症状が出る可能性があります。
関節形成術
[かんせつけいせいじゅつ]
変形した骨を切除して形を整えたり、くっついてしまった骨を切り離したり、破壊された関節を切り取って、人工関節と取り換える手術があります。
関節固定術
[かんせつこていじゅつ]
関節を固定する手術です。関節を動かせる範囲が限定されてしまいますが、痛みを和らげ、関節を安定させることができます。頸椎が変形して神経を圧迫する危険がある時や、手や足の支える力が落ちている時などに行われます。

どのような手術をどのようなタイミングで行うかは、症状の程度や、患者さんによって異なります。詳しくは主治医の先生におたずねください。

忽那 龍雄:“3.手術” 関節リウマチのトータルマネジメント (公財)日本リウマチ財団 1 医歯薬出版:86, 2011より改変

リハビリテーションは
よりよい日常生活を送るために行います

関節リウマチのために思うように関節を動かせない状態が続くと、関節のまわりの筋肉や腱などの機能が衰えてきて、薬物療法がうまくいっても関節が十分に動かせない症状が残ることがあります。このような問題を克服するために、リハビリテーションが行われます。
しかし、からだを無理に動かすと、かえって病状を悪化させることにもなりかねません。詳しくは医師や理学療法士、作業療法士などの医療スタッフにご相談ください。

イメージ画像

リハビリテーションには理学療法、
作業療法、装具療法などがあります

関節リウマチのリハビリテーションには、大きく分けて理学療法(物理療法・運動療法)、作業療法、装具療法などがあります。

<リハビリテーションの種類>

※表を左右にフリックしてご確認いただけます。

種類 目的 方法 具体例
理学療法 物理療法 腫れや痛みを軽くする 温熱療法など ホットパックなど
運動療法 筋力をつけ、関節を動かす能力を保つ、改善する 関節リウマチのために考案された運動 リウマチ体操など
装具療法 不安定な関節を安定させたり、変形を予防したりする 装具の処方・使用など サポーターなどの使用
作業療法 関節の機能を改善し、日常生活での動作をよくできるようにする
社会生活の支援
関節を保護しつつ日常生活上の動作ができるようにする練習 家事動作
自助具の使用

物理療法

物理療法は、血液の循環をよくしたり、筋肉の緊張をほぐしたりすることで、関節の腫れや痛みを軽くするものです。ホットパックやパラフィン浴などを利用した温熱療法があります。

運動療法

関節リウマチのため、ずっと関節を動かさずにいると、関節が動く範囲がせまくなり、筋力が衰えてきます。運動療法は、筋力をつけ、関節を動かす能力を保つ、あるいは改善するために行います。

装具療法

関節リウマチでは、不安定な関節を安定させたり、関節の変形を予防したりすることを目的に装具療法が行われます。必要な装具は患者さんによって異なり、医師の処方を受けることが必要です。

作業療法

作業療法は、関節の機能を改善し、日常生活での動作をよくできるようにし、また、患者さんの社会生活を支援することを目的に行います。関節への負担を軽くする動作を学びます。

椎野 泰明ほか:“4.リハビリテーション” 関節リウマチのトータルマネジメント (公財)日本リウマチ財団 1 医歯薬出版:97, 2011より改変

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