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2022年7月 XUC47M001A
潰瘍性大腸炎はクローン病とともに「炎症性腸疾患」と呼ばれる慢性の炎症性疾患で、厚生労働省で「難病」に指定されています。炎症性腸疾患は従来、欧米諸国に患者さんが集中しており、わが国では希少疾患と考えられていました。しかし、近年では患者さんの数が急激に増加し、現在では潰瘍性大腸炎患者さんの数は国内で20万人以上といわれ、今後も患者さんは増え続けると考えられています。
潰瘍性大腸炎は、発症原因は不明で完治させることは難しいと考えられていましたが、近年、様々な治療法の発展により、多くの患者さんが就学・就業など普通の生活を送ることができるようになりました。ただし、潰瘍性大腸炎は一度「寛解」になっても、再燃することも多いため、「寛解」を維持するための治療を行い、再燃を予防することがとても大切です。
潰瘍性大腸炎の治療薬ゼルヤンツは、従来の薬とは異なる作用により、体の免疫システムの異常に働きかけて炎症を抑える飲み薬です。粘血便や排便回数などの症状を改善し、「寛解」へ導いたり、寛解を維持することができると考えられています。
ただし、ゼルヤンツの服用で免疫の働きが低下し、副作用として重い感染症(肺炎、帯状疱疹、結核など)が発現したという報告もあり、注意が必要です。また、ゼルヤンツを服用した患者さんは、服用しなかった患者さんや他の治療法(TNF阻害剤の投与)を受けている患者さんに比べ悪性腫瘍の発現率が高いという報告があります。心血管系事象はゼルヤンツを服用した患者さんでは他の治療法(TNF阻害剤の投与)を受けている患者さんよりも発現率が高いという報告もあります。
より安全に効果的な治療を続けていくためには、医師に指示された用法・用量を守り、定期的に受診することが必要です。また、いつもと違う症状に気づいたら服用をやめてすぐに医師に相談できるよう、副作用の症状を理解しておくことが大切です。本サイトをよくお読みいただきゼルヤンツによる治療をご理解いただいたうえで、「寛解」を維持するという目標に向かって治療を進めていきましょう。
監修:北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター センター長 日比 紀文 先生
2022年7月 XUC47M001A
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ゼルヤンツによる治療に関しては、必ず主治医の指示に従っていただくことが大切です。ゼルヤンツについて疑問を持たれた場合や治療等に関しては、主治医に必ず相談してください。
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