潰瘍性大腸炎の治療薬ゼルヤンツについての情報を
患者さんやご家族のみなさまへご案内いたします。

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注意すべき副作用 5~9

注意すべき副作用5
消化管穿孔(しょうかかんせんこう)

特徴的な症状

消化管穿孔の症状

・激しい腹痛

・突然おこり、その後持続する腹痛

消化管穿孔に至る可能性がある症状

・胃の痛み

・空腹時のみぞおちの痛み

・黒色便

消化管穿孔は、消化管に何らかの原因で穴があくものです。腸管憩室を指摘されたことがある場合には、消化管穿孔になりやすいと考えられていますので、必ず医師にお伝えください。また、消化管穿孔に至る前に、胃の痛みなどの症状があらわれることがありますので、症状に気づいたらすぐに医師に相談してください。
※ 腸管憩室:腸管の壁の一部が袋状に膨らんだもの

症状に気づいたら医師に相談してください。

注意すべき副作用6
間質性肺炎

特徴的な症状

・痰のからまないから咳

・息切れ

・呼吸困難感

・発熱

間質性肺炎は、肺胞という肺の中の一番小さな部屋の壁に炎症がおこった状態です。いつもと違う息苦しさや、全身の強いだるさを感じることがあります。

症状に気づいたら医師に相談してください。

注意すべき副作用7
悪性腫瘍

因果関係は明らかではありませんが、ゼルヤンツを服用した患者さんは、服用しなかった患者さんと比べ悪性腫瘍の発現率が高いという報告があります。服用中は、定期的にがん検診を受診し、結果を主治医の先生に報告しましょう。

注意すべき副作用8
心血管系事象

血圧やコレステロールの値が上昇することがあります。

注意すべき副作用9
横紋筋融解症、ミオパチー

特徴的な症状

・筋肉痛

・全身のだるさ

・尿の色が赤褐色になる

クレアチンホスホキナーゼ(CPK)という酵素の値が上昇することがあります。

症状に気づいたら医師に相談してください。

ゼルヤンツ服用時の悪性腫瘍や、感染症などの重篤な副作用については、詳しく調べるための調査を実施中です。

この他にも気になる症状があらわれた場合には、医師にご相談ください。

注意すべき副作用 1~4

監修:北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター センター長 日比 紀文 先生

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